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次世代IP網WG(1)
プライベートピアが昔より確実に増加しているのは確かです。

次世代IPインフラ研究会 第一次報告書(案)」に対する意見募集

"次世代IPインフラ研究会第一次報告書(案)-バックボーンの現状と課題"というPDFが
公開されているので、(→PDFファイル)そんなものを読みながら地域でのトラフィック交換とそれぞれ垂れ流しで書いてみようかと。

3章以降から読めばいい気もしますが、まあそんなで流し読みしていると、
当研究会では、我が国の主要なISP14社(注)に対して、IXにおけるパブリック・ピアリングだけでなく、プライベート・ピアリング及びトランジットにおけるピーク時のトラヒックもアンケート調査した。

(注)インターネットイニシアティブ、NTTコミュニケーションズ、ケイ・オプティコム、ケーブル・アンド・ワイヤレスIDC、KDDI、JENS、ソフトバンクBB、ドリーム・トレイン・インターネット、日本テレコム、日本電気、ニフティ、パワードコム、ぷららネットワークス、松下電器産業

この主要ISP14社のトラヒックが我が国インターネット全体に占める割合を正確に計測することは困難であるが、1事業者のデータセンターから伝送されるトラヒックの割合という限定された形では、この主要14社へのトラヒックが6割超を占めている状況にあり、ある程度の類推を働かせることは可能である。
この14社がさくらインターネットの池袋データセンタから持って行くトラフィックが計測時間帯の総トラフィックの61.1%を占めているそうです。ちなみに計測された他のISPのAS数は7110だそうで。
個人的には後10社程度足せば7割から8割になりそうな気もしますが、10社で1〜2割というところでしょうから…
ちなみに、他に挙げるとしたら、Asahi-net、NTTPCコミュニケーションズ(ローミング含み)、フリービット(ローミング含み)、eAccessローミング(eAがバックボーンまで提供しているADSLサービス)、SCN/SONYTELECOM(So-net・Bit-Drive)、NTT-ME(WAKWAK)、T-com/TNC、@NetHome、…ん、あと2つ。ZAQ、U's communications(BROAD-GATE 01など)…ってところでしょうか。しかし業者がバラバラになるローミングサービスいれるとこんがらがる、SCNとBit-DriveはAS違うし。駄目か。でもまあSCNとかは入っていていいんじゃないかと思いますが。確か一応SCN/So-netって大部分自前のAS(Sinfonyネットワーク)で維持してたと思うんで。
 それはともかく主要14社から色々聞いてデータを集めています。

(1)IXにおけるパブリック・ピアリング
東京地区で182G(ギガビット毎秒)、大阪地区で43G、海外で5Gとなっており、東京と大阪の比率は4:1となっている。
人口比に比べると集中していますね。

(2)プライベート・ピアリング
プライベート・ピアリングについては、ほとんどのISPが東京で行っており、各社の回線容量を単純に合計した278Gのうち、247G(89%)が東京でのものとなっている。
これは総合NOCというかDCが東京に集中してますからMeet-to-Meetでの接続は勢いそこに集中するわけで。

(3)トランジット
トランジットについては、購入と販売について集計した。販売については、販売地点が不明な回答が多いが、購入については、各社の回線容量の合計値115G中東京地区でのトランジット購入が78Gと68%を占めている状況にある。主要ISPにおいては、購入したトランジット115Gと販売したトランジット153Gに重複は少ないと考えられることから、トランジットの回線容量の合計値は200〜250G程度と見込まれる。

これは購入は海外向けがかなりの部分を占めているのと、IX以外で出るトラフィックはコアから外に出すから、コアのある東京からになるわけで。
販売はいろんな所に。それはもちろん。しかしやはり販売量の方が多いんですね。なんとか成り立っているのか。

んで、まとめていくと
主要ISPが他のISPとの間で接続している回線容量の合計値は、プライベート・ピアリング278G、トランジット267G、IXにおけるパブリック・ピアリング230Gとなっており、プライベート・ピアリング及びトランジットにおける各社間の重複を勘案すれば、概ね1:1:1となっている。

トランジットが意外に大きいのがビックリ。そして
2004年2月における主要ISP各社の実際のピーク・トラヒックを合計してみると、IN(主要ISPへの上りのトラヒック)で61%、OUT(主要ISPからの下りのトラヒック)で55%をプライベート・ピアリングが占めている状況
と現状ではプライベートピアが大きく伸びている事が導かれています。
そして地域集中に関しては
回線容量の合計値を東京と大阪とで比較してみると、IXにおけるパブリック・ピアリングで東京:大阪=4:1、プライベート・ピアリングで東京:大阪=17:1、トランジット購入で東京:大阪=3:1と、いずれも東京一極に集中している状況にある
とやはり東京に傾斜した形でトラフィックが分布している事が伺えます。

ちなみに地域間トラフィックも東阪間が70%だそうで。まあこれは実トラフィックデータに基づいてないので何とも言えませんが。

そして今後の増加のファンダメンタル部分を試算しています。それによれば、
3大IXにおけるトラヒック合計を試算すると、想定1の下で2008年末に506G(ギガビット毎秒)、想定2の下では547Gとなった。
(想定に関してはPDFのP.28を参照下さい)
ということで、意外にも一社から出るトラフィック総量はまだ分散させれば何とかなりそうなレベルに収まりそうなデータです。

で、増加にどう対応するかですが、その中で通信機器メーカの考えという点で、
極めて高性能なルータやスイッチを開発したとしても、一次ISPや主要なIX事業者の中核機器として販売できるにすぎず、基礎研究レベルからの開発費をごく少数のルータの販売収入で賄うことは困難であるとの意見がある。
というのが。確かに各展示会やら基礎研究やってる人あたりに話を聞く機会があったりして聞いてみると、いま40Gインターフェイスの製品化に関する研究でも社内では通らないと思うという話を聞いた事もあります(ちなみに某N社の研究所の方でした)。実際Fなんかは100Gの電気的インターフェイス研究やめたらしいとかまことしやかにささやかれるわけで。研究自体はNTTが昔発表していたように100GまではインターフェイスLSIがいちおう出来ていますが、製品化となるとさっぱり…もう一段飛んでフォトニックネットワークでOPS(オプティカル・パケット・スイッチング)は研究中というところ。

なんにしろ長いスパンで行くとスター型トポロジでは破綻が見えているようです。

実は続く。
| Code+Net+PC | 23:36 | comments(0) | trackbacks(0) |
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